鍵の進化、業界の変化、そして挑戦
先日、中京区のマンションに電気室入口の鍵が調子悪いとの事で修理に伺いました。
電気室に付いている錠前は防音扉用のグレモン錠と呼ばれる錠前で、錠のカンヌキが扉の上・下・横と3方向に伸びます。
今回錠前の本体ケースの不具合が生じている為、まずはこの重量のある防音扉を3人で取り外して作業をします。
通常錠前は扉にビス4点で固定がされているのですが、なぜか今回一部溶接にて固定がしてあった為溶接部(画像の下部赤丸部)を切断します。
新規の錠前を今回はきっちりとビスにて設置し、上下に伸びるロッド棒を設置して扉を戻して完成です。
扉を元に戻す際の吊上げ時にはご依頼者さんにも手助けいただいて大変助かりました。
無事にきっちりとグレモン錠が動作するようになりマンション管理人様にも喜んでいただけました。
今回のような重量扉を外すような自動ドアの錠前の交換や電気室の錠前交換などは携わっておられる業者様もそう多くはないかと思います。
そして近年、鍵が目まぐるしいスピードで進化しています。自動車の鍵を筆頭にICチップが搭載されそして鍵を鍵穴に挿さなくてよいスマートキーに変わりました。
住宅の鍵も電池を用いたキーレス錠が日本のメーカーだけではなく、中国や韓国などからも導入されてきています。
本年も残すところあとわずかとなりましたが、当社ではスタッフ一同これらの時代の進化にも遅れをとる事がないよう新年からもより一層挑戦しつづけたいと思っております。