鍵の抜き差しがしづらい
「最近、鍵の抜き差しが固いのですが…」合鍵を作りに来ていただくお客様によく質問をいただきます。
最近のディンプルキー等のハイスペックシリンダーは従来のものより、より精密に作られておりピッキング対策
など防犯能力を強化する反面、ホコリやチリに弱いといったデリケートな一面も持ち合わせています。
図のようにシリンダー(鍵穴)の内部は小さなピンとバネで構成されています。
鍵穴に鍵が入るたびにこの小さなピンとバネはピストン運動を繰り返していま
す。しかし、このピンやバネの中にホコリやチリが混入してしまうとピストン運
動を妨げる原因となり、結果ピンが動かない状態となってしまいます。このよ
うな状態になると鍵の抜き差しが急に悪くなります。状況によってはピンが欠
けたりバネが曲がったりして鍵が入らなくなったり抜けなくなったり更には最悪
の場合、鍵が回らなくなるといった事も起こりえます。
スイスに本社をおくディンプルキーのパイオニア、KABA社のカバクリーナーは
ホコリやチリを溶かす洗浄作用と潤滑作用を伴わせており鍵穴に混入した不
純物を除去します。使い方はノズルを鍵穴に少し差し込み1,2回注入した後
鍵を数回抜き差しして潤滑剤をなじませてください。 鍵に付着した余分な潤
滑剤はティッシュ等で拭き取っていただければOKです。
ディンプルキータイプの鍵をお使
いの方には定期的にクリーニン
グしていただく事をおすすめしま
す。
お持ちの鍵や合鍵の回りが悪い、抜き差しがし辛いといった方は一般キー、ディンプルキー等に関わらず
一度、カギの救急車 京都/五条通・下鴨店のスタッフまでお気軽にお声掛けください。
トステムやYKKapなどのハウスメーカー採用、MIWA社専用潤滑材「3069」もご用意いたしております。