破損した引き戸の鍵を新型に交換
こんにちは、スタッフKです!
「引戸の鍵がかからなくなってしまったのですが…」とのご依頼です。
さっそくお伺いしたところ、京都ではよく見る木製の引戸の真ん中に、これまた京都でよく見るBEST製引き違い戸錠が付いていました。
設計自体はかなり古いタイプで、鍵を挿入してからグッと押し込み、そのままくるくるとねじ込むように施錠するタイプです。
お客様によると、鍵をかけようとしたところ突然ガギッっと音がして鍵がかからなくなり、そこから扉を開ける度に金属部品が一つずつ転がり出てくるのだとか。
表面は普通ですが、裏側の引戸を引き出してみると…
今日も見事な壊れっぷりです(笑)
この部品、かなり昔からある割に現在でも手に入ります。
が、正直なところ現代の感覚からすると非常に使いにくいので、今回は当社一押しの引違戸錠、MIWA社のPSSL09-1LS2に交換していきます。
取り付け位置を決め、古い下穴を下に広げるように切欠きを加工していきます。
そして錠前取り付け後がこちら。
鍵はディンプルキータイプになり防犯性もアップ!
リバーシブルキーなので鍵の向きを気にしなくても大丈夫です。
鍵を挿してそのまま90°ひねるだけで施開錠でき、従来の引違戸錠のような煩わしい操作は必要ありません。
こちらが室内側の画像です。
大きめのつまみにはサムターン回し(に類する犯行手口)対策が施されている上、内部には施錠と同時に施錠機構自体を隠してしまうプロテクターが装備されているので、様々な不正開錠を強力にブロックしてくれます!
今回は木製引戸を加工しての取付けでしたが、もちろんアルミ製の引違戸もOKです。
というか、実はアルミ製引戸の鍵をこのタイプに交換というのは当社で非常に多い施工の一つだったりします。
これは京都ならでは、かもしれないですね。
お見積りのご依頼はカギの救急車下鴨店・五条通店まで、どうぞお気軽にお申しつけくださいね!