ご存知ですか、あなたの「車」の鍵の事。①
お車を購入された際に「この車の鍵は合鍵が作れないから、絶対に鍵を無くさないで下さいね。」と車屋さんからお聞きになられた事はありませんか。
それは現在の自動車やオートバイにはイモビライザーと呼ばれる電子的な盗難予防装置が設置されているからです。
イモビライザーとはキーに埋め込まれているトランスポンダー(電子チップ)のIDコードと車両側コントローラーのIDコードを電子的に照合し、IDコードが一致すればエンジンを点火し車を始動させる仕組みとなっています。
1990年代、ドイツでは盗難対策が最も充実していると言われるベンツでさえ多く盗難される状況でありました。
そこでこのICチップを用いた盗難予防装置は盗難対策に大きく貢献し、ヨーロッパで販売される車は95年からイモビライザー装置の装着が義務付けられるようになりました。
そしてわが国でもヨーロッパ向けの輸出仕様車には必ずこのイモビライザー装置が設置されている事。また逆にヨーロッパから輸入される車にもこの装置が設置されているようになったのです。
イモビライザーの装置は日本でも大きく評価され現在でも徐々にこの装置を装着した車両が販売されるようになったのです。
ですが・・・。
この絶大な威力を誇る盗難予防装置にもメリットばかりではありませんでした。
②につづく
イモビライザーの鍵につきましては、カギの救急車(京都)五条通/下鴨店へお気軽にお問い合わせください。