ポルシェ・ケイマンS スペアキー作製

今回は車屋さんからの御依頼にて2012年式ポルシェ・ケイマンS(981)のスペアキーの作製に伺ってきました。
ケイマンはドイツの自動車メーカー、ポルシェが製造する二人乗りスポーツカー。
オープンカーである「ボクスター」から派生したクーペモデルです。
キーカット
まずはスペアキーの部材にお借りした純正キーのキー溝を切削し、運転席ドアの鍵穴でキーの回り具合を確認。
ポルシェのキーはHU66というブランクを用いて作製します。これらはワーゲンやアウディなどと同じキー形状なのですが
ポルシェにはエクストラカットという特殊カットが施されていますのでそこを注意してキーカットしていきます。
右に左にスムーズに鍵が回るのを確認出来たらいよいよ次のステップ。
イモビライザーの登録に進みます。
イモビライザー登録作業
イモビライザーの登録はクローンという方法で行なっていきます。
イグニッションシリンダーに鍵を何度か差し込みデータを取得していきます。
無事にイモビライザーのデータが取得できれば最後キーライン社のクローンマシンにてキーデータを書き込んで終了です。
無事に作製したスペアキーにてエンジン始動する事が出来ました。
まとめ
以上でポルシェ・ケイマンS、スペアキーの作製完了です。
お時間はおよそ40分程度といった感じでしょうか。
ポルシェのスペアキーについては当社にてお取り扱いをさせていただいてますが、稀にイモビライザーのデータが取得出来ない場合がございます。
遠方からのお問合せも沢山頂戴し、有難いかぎりなのですが状況によっては作製が出来ない場合もございます。
この辺りも車両とキーのデータを一度拝見させていただかないと分かりませんので遠方からご来店いただく際はご注意ください。