バイクの鍵を作成 ヤマハ/TW
京都市左京区の方からのご依頼で今回はバイクの鍵の作製に行ってきました。
ご依頼者さんバイクの鍵を全部紛失してしまって、オートバイに乗れないとご相談をいただきました。
ご依頼を受けたバイクの車種はヤマハのTW225。
ヤマハ・TW 概要
ヤマハのTWは1987年に販売が開始されTrail Way(トレールウェイ)の頭文字をとってTWとなったそうです。
道なき道を走破するイメージとしてのオフロードタイプのモデルで特徴としては「バルーンタイヤ」と呼ばれる
極端に幅の太いタイヤを装着しています。
この幅の太いタイヤを装着したオフロードマシンは1990年代の後半頃、大変な人気となりストリートカスタムという
チューニングが流行しました。
その流れは木村拓哉さんが主演を演じるビューティフルライフというテレビドラマにも登場。
ますますの人気を施していきましたが2008年に強化された排ガス規制の施行により生産が終了となりました。
紛失した鍵を鍵穴から作製
それでは早速作業に入っていきましょう。
用意する部材はこちら。
GSSというメーカーのブランクキー(鍵のカットがされていない素材)M306を使用します。
作製方法はいたってシンプル。
①キーシリンダー(鍵穴)の内部をスコープで覗いてキーの形状を確認します。
②スコープで読み取った形状をキーカットマシンに上記のブランクキーを配置して、鍵を切削していきます。
③鍵穴の内部は意外と汚れていたり年数の経過と共にすり減ったりしていますので、鍵がきちんと回るまで①と②の作業を繰り返していきます。
④およそ30〜40分後、きちんと回るキーが出来上がりました。
イグニッション部の画像
きっちりと「ON」のポジションに。
こちらはヘルメットホルダー
画像を撮り忘れましたがガソリンタンクもきっちりと回って作業は終了です。
まとめ
以上、ヤマハのTWのバイクの鍵制作をさせていただきました。
作業時間は準備や書類手続き(当社では紛失した鍵の作製に運転免許証と自賠責保険の書類が必要となります。)
を含めても1時間弱といったところでしょうか。
今回はハンドルロックがかかっていた事もあって出張作業とさせていただきましたが、軽トラなど店舗まで持ち込みも対応させていただいてます。
その際は作製のご費用も半額以下とかなりお得!になりますのでお持ち込みサービスも合わせてご利用ください。