カギの悪質業者による高額請求にご注意ください!
≪どのように悪質業者から請求されるの?≫
「カギを失くして家に入れない!」そんな時に開錠のため呼んだ業者から法外な金額を請求された…(‘_’)
このような相談が各地の国民生活センターで急増しています。
インターネットで見つけた業者のホームぺージに「料金3千円~」と書いてありそちらの業者に開錠を依頼したところ、「3千円は出張費のみで開錠などの作業費は別。さらに子の鍵は防犯機能があり、開けるには料金が加算されます。壊した方が早いですよ」と言われ、開錠と鍵交換・計8万円以上を請求されたり、断った場合でも「キャンセル料として1万円以上」を求められたりするケースも報告されています。
≪悪質な業者は以下のような広告例を出しています。こんな広告ないですか?≫
・「開錠料金3千円~!」
この金額から開錠費の他、出張費、部材費、諸経費、そして休日や深夜などは別途料金が追加されることも。3千円以上なので「8万円」になることもありえます。また金額がその場の言い値になるので「現金の手持ちがない」というと「本部に特別許可をもらったため半額にします。」と言うのも悪徳業者の特徴です。適正価格であれば半額に値引きするという事はありません。
・「見積もり無料・開かない場合は料金はいただきません。」
「破錠開錠(壊して開ける)」も含まれますので無料になることはほとんどありません。「夜遅くに大きな音を出されるのは困る」と断っても高額な出張費だけ請求される場合もあります。
・「30分でかけつけます」
1時間待っても来てくれず、確認の電話をすると「担当者から連絡させます」と言われたまま結局連絡もなく2時間以上待たされた!なんてことも。。途中で断ろうとしても「キャンセル料」を請求されてしまう場合もあります。
※上記の広告を出している業者全てが悪質な業者とは限りません。中には広告通りの対応をしてくれる業者さんもいらっしゃいます。
じゃあどんな鍵屋さんなら安心なの?
➡「店舗」があることを確認する
店舗があるという事は逃げも隠れもしない証です。
インターネット上の情報と違い、評判が悪くなったら別の名前に変える・移転する等を簡単にはできません。
地元密着の長年営業されている鍵屋さんならいざという時にも安心して頼むことができるでしょう。
➡「Google」や「Yahoo」などのマップで口コミを確認する
GoogleマップやYahooマップの口コミは比較的信頼性が高いと思われます。
どこのだれが作ったのかわからない口コミサイトやおすすめサイトなどは「ステルスマーケティング」といって悪質な業者が自分たちで作っていたり、お金を払ってよい口コミを書いてもらう、スポンサーとなって順位を有利にしたりと不正ができますが、GoogleやYahooはそういったことがやりづらく、お客様の生の声が掲載されている確率が高いです。
また初めに記載したように実際に店舗を確認することができるので一石二鳥です!
➡電話番号が地元の以外局番であること(フリーダイヤル・携帯番号には注意)
フリーダイヤルには要注意!それは鍵屋さんではなく、広告費を払って集客だけしているネット専門仲介業者の可能性があります。仲介業者が手配する鍵屋さんは紹介手数料を支払う必要があるため高額になる傾向にあります。(いわゆるボッタクリ価格)。
必ず地元の住所・市外局番が記載されている鍵屋さんか確認しましょう。
依頼するときの注意点
カギの代金・技術料・出張費・キャンセル料・割増料金など作業内容をよく確認しましょう。「現場を見ないとわからない」は注意。おおよその金額は電話でも回答可能です。また、現場を確認させていただいた後、多少料金が前後することはありますが、お電話で提案された料金が3~4倍になるという事は通常ありません。
事前にカギのメーカー、キーの形状、ドアスコープの有無などを確認しておくとより正確な料金をお知らせできます。